ジャカルタと日本をつないだオンライン企業訪問 「1日社員体験」を開催!

2022.02.09

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こんにちは。 キユーピー株式会社 海外本部の秋元渉です。

先日、インドネシアジャカルタ日本人学校の中学2年生を対象にオンライン企業訪問を実施しました。この話、実は昨年11月に行ったジャカルタ日本人学校3年生5年生のオンライン社会科見学がきっかけなんです。授業に参加したお子さんが家に帰りお家の人に話したところ、その興奮に感動したお父さんが、ぜひ中学校でもやろうと動いてくれました。そのお父さんこそ、今回の中学校の先生です。

当日、キユーピーからは企業理念、事業内容に加え、ものづくりに対する考え方や生産・研究開発などについてご紹介。また、現在、KEWPIE INDONESIAに駐在している営業の山敷さんからは、仕事のやりがいについて話してもらいました。生徒の皆さんは実際に日頃自分たちが目にしている商品にキユーピー製品が使われていることを知って、驚かれた様子でした。さらに、海外本部で働くジャカルタ出身のアンセルさんにも参加してもらい、仕事内容をお話しいただきました。

左:スケジュール / 中:山敷さん「メンタイマヨ」のメニュー開発 / 右:アンセルさん仕事紹介

事前に生徒の皆さんには、「1日社員体験」として「キユーピーのめざす姿をもとに、商品開発担当者として、インドネシアの方々に貢献できる商品を提案してください」というテーマを出していました。

そしていよいよ授業の後半、皆さんからの商品提案。画面越しでも緊張が伝わりましたが、その発表に私たちは大変驚かされました。

まずインドネシアの食文化・食生活を説明、次に現地の人々が今直面している健康問題を取り上げ、問題解決につながる栄養素が含まれた素材を活かした商品を発案してくれました。
①ピーナッツドレッシング ②ランブータンのフルーツジュレ ③マンゴーを使った離乳食

自分たちの言葉で「なぜその商品なのか」「どんな栄養素が含まれ、どんな効果があるか」「現地の味覚にマッチするか」など考えた上での提案で、レベルの高さにビックリ!

左:「1日社員体験」ミッション / 中:発表の様子 / 右:3つの商品提案

<発表後の海外本部メンバーからのコメント>

・キユーピーに入社してほしいくらい。一生懸命に国と人々の健康を考えられた発表でした!
・開発に携わっていた自分も現地の方に喜ばれそうな商品だと感じました!
・キユーピーのことを事前にいっぱい調べてくれたんだなぁと思いました。マヨネーズだけでなく、色々な商品を調べてくれて嬉しいです!
・将来は食に携わる仕事をしたい、キユーピーで働いてみたい、そんなことを思ってくれるきっかけになったかも!
・今の中学生はプレゼン資料もパソコンで作れてすごい! 描いてくれた商品デザインイメージも可愛らしかったです!

発表を聞いて、とても感動しました。キユーピーは2030VISIONを掲げていますが、まさに生徒の皆さんは2030年には社会に飛び立ち活躍している年代。成長した姿をイメージしながら、企業としての食育活動、ブランド認知の大切さを学びました。この活動が少しでも子ども達の未来とキユーピーファンづくりに役立ったこと、そして、約5,700Km離れたジャカルタの皆さんと繋がったことがとても嬉しかったです。

今回の企業訪問は海外本部部署横断チームで対応し、私たちも中学生から多くのことを学ぶ良い機会となりました。これからもグループの魅力を海外の方々にお伝えしていきます。

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