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慶應義塾大学・環境情報学部の講義で報告書についてお話ししました

2007年12月25日

こんにちは キユーピーの佐々木です。

12月18日に、慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスを訪問しました。環境情報学部の環境保全計画論という講義の中でキユーピーグループの社会・環境報告書についてお話しするためです。

この日の内容は企業の環境報告書について。担当教授の藤倉まなみ先生から企業の環境報告書について講義があり、その中で事例としてキユーピーの報告書について紹介をさせていただきました。

その後は、事前に寄せられていた学生のみなさんからの意見や質問にそって、藤倉先生とのディスカッション。

・環境負荷の数値の意味について
・どこまでをハイライトに載せるのか?
・デザインへのこだわりは?

そんな質問についてやり取りをしながら、報告書を作成する意義や、記載する内容についての考えなどをお話ししました。

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学生のみなさんからも質問がありました。

・マヨネーズやドレッシング以外の容器包装の環境対応について
アルミレスパウチへの切り替えや、(環境とは少しずれますが)ユニバーサルデザインへの取り組みについてお話ししました。

容器包装のリサイクルにともなう委託の仕組みと費用について
→家庭で分別された容器を自治体が回収し、キユーピーのような容器包装利用事業者が指定法人を通じてリサイクルしている仕組みを説明しました。その費用について、使用した包装材料の総重量に単位あたりの委託費用と自治体での回収率を掛けあわせて負担しているとお話ししました。

最後に、環境については講義で学ぶだけでなく、自然と触れ合うことで「肌で感じる」ことを大切にして欲しいとお願いしました。


・・・お願いしたつもりでしたが、実は話している最中は頭の中が真っ白であまり内容を覚えていません。はたしてどれぐらい伝わったでしょうか。
普段セミナーなどでは話を聴くだけですが、実際に壇上で話し、さらに質問に答えるというのは大変だということを実感しました。まさに「肌で感じる」ことのできる貴重な機会だったと思います。

事前に寄せられた意見や質問についても、すべて触れることはできなかったかもしれません。学生のみなさんがこのブログを見てくださる事を期待しつつ(笑)、可能な限り紹介していければと考えています。

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