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キユーピーアヲハタニュース

2015/1/22 No.11

★新商品

<電子レンジでそのまま温められる、食べ応えのある200g入り>

市販向けやわらか食「キユーピー やさしい献立」シリーズから
「やわらかごはん(トレー入り)」を新発売
まとめ買い用に最適な3個パックも同時発売

2月20日(金)から全国に出荷
やわらかごはん(トレー入り) キユーピーは、市販向けのやわらか食「やさしい献立」シリーズの主力商品である「やわらかごはん」から、電子レンジでそのまま温められるトレー入りタイプを新発売します。食べ応えのある200g入りで、3個パックも同時に発売します。既存のレトルトパウチ入りタイプと併わせたラインアップにより、食卓での使用機会が多い「ごはん」の使い勝手を向上させます。



定番商品をさらに使いやすく

 「やわらかごはん」は2001年7月に、食卓にあがる機会が多いごはんを手軽に準備したいという要望を受けて発売し、現在はシリーズを牽引する商品になっています。既存のレトルトパウチ入りタイプ(150g)は、食べきりサイズであることや、賞味期間が18ヵ月あり、保存性がよいことなどが評価されています。その一方で、温めて食器に移し替えるのに手間がかかり、食べる人によっては容量が少ないなど、食事を準備する人の使いやすさや食べる人の満足度において課題もあることが分かっています。


 今回発売する「やわらかごはん(トレー入り)」は、新潟県産コシヒカリを使用してふっくらと炊きあげた、トレー容器に入ったやわらかなごはんです。日本介護食品協議会が定めるユニバーサルデザインフードの【区分3:舌でつぶせる】に相当します。電子レンジに直接入れてそのまま温めることができ、茶碗などにも移し替えやすいので、食べたい時に素早く使用できます。1個単位のほか、まとめ買いに便利な3個パックもあわせて発売します。


 キユーピーは1998年に日本で初めて市販用やわらか食の発売を開始し、1999年からは「やさしい献立」シリーズとして、市場を牽引してきました。高齢化が進む中、市販用やわらか食市場は引き続き伸張することが予想されます。今後も、使う人や食べる人のニーズに向き合いながら、商品の開発と育成を進めることで、市場を活性化させていきます。

「やさしい献立」シリーズにみる市販向けやわらか食の販路の拡大・多様化

 「やさしい献立」シリーズの取扱店舗数は、発売から10年以上経過した2010年に5,000店を突破し、その4年後の2014年11月には2倍の約10,000店に増えています。この数年で市販用やわらか食の売り場が急速に拡大していることがうかがえます。販売店の業態も多様化し、ドラッグストアのほか、量販店、一部のコンビニエンスストアなどでも販売されるようになってきました。また近年では、通信販売での取り扱いも大きく伸張しています。キユーピーでは通信販売向けに、区分ごとの商品を詰め合わせたアソートセットなども販売しています。使う人の手許に直接届けられることができる特性をいかした商品を提供していきます。 アソートセット(イメージ)
通信販売で提供する
アソートセット(イメージ)


 商品の概要は以下の通りです。
1.商品名・内容量・価格・賞味期間:
ブランド 商品名 内容量 参考小売価格 賞味期間
キユーピー やさしい献立
やわらかごはん(トレー入り)
200g 税抜:180円
税込:195円
10ヵ月
やさしい献立
やわらかごはん(トレー入り)3個パック
200g×3個 税抜:540円
税込:584円

2.出荷日:
2015年2月20日(金)から全国に出荷
3.商品特徴:

やわらかごはん(トレー入り) 【区分3:舌でつぶせる】 商品画像
新潟県産コシヒカリを使用した、やわらかなごはんです。食べ応えのある200g入りです。
電子レンジでそのまま温めることができ、茶碗などに移しやすいトレー容器入りです。
≪参考:既存品≫ やわらかごはん(レトルトパウチ入り)
ふっくらと炊きあげた、レトルトパウチ容器入りのやわらかなごはんです。食が細い方にもあう150g入りで、賞味期間が18ヵ月と長く、場所をとらずに長期保存が可能です。 やわらかごはん(レトルトパウチ入り)
ユニバーサルデザインフード(UDF)区分について
 ユニバーサルデザインフードとは、かむ力や飲み込む力といった食べる機能が低下した方に配慮した食品の総称です。老人介護施設などには食べることをサポートしてくれる専門のスタッフがいますが、在宅で、しかも食べることに何らかの支障がある場合、本人も介護者も大変です。そのようなとき大きな助けとなるのがユニバーサルデザインフードです。
 対象は必ずしも高齢者だけではないという考えから、日本介護食品協議会では「ユニバーサルデザインフード」という名称を採用しています。また、消費者が分かりやすいように、UDF商品の基準を、かむ力や飲み込む力に応じた4つの区分と「とろみ調整」という表示で統一しています。
【日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフード区分表】
  区分1 区分2 区分3 区分4
表示 容易にかめる 歯ぐきでつぶせる 舌でつぶせる かまなくてよい
かむ力の目安 かたいものや大きいものはやや食べづらい かたいものや大きいものは食べづらい 細かくてやわらかければ食べられる 固形物は小さくても食べづらい
飲み込む力の
目安
普通に飲み込める ものによっては飲み込みづらいことがある
水やお茶が飲み込みづらいことがある

水やお茶が飲み込みづらい
ロゴマーク
とろみ調整
食べ物や飲み物に加えまぜるだけで、適度なとろみを簡単につけることができる粉末状の食品。また、ゼリー状にかためることができるタイプのものもある
【参考】ユニバーサルデザインフードの市場規模
 日本介護食品協議会の会員企業を対象にした統計では、2013年のユニバーサルデザインフード生産量は11,686t、生産額は134億8100万円で、それぞれ前年比126.5%、124.5%で増加しています。