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知っておきたい高齢期の口腔ケア
知っておきたい高齢期の口腔ケア

年とともに「なんとなく元気が出ない」「病気やけがが治りにくくなった」と感じることはありませんか?
これは、体力や抵抗力が低下しているからかもしれません。
このように、特に目立った病気がなくても年齢を重ねて心身の活力が低下した状態を「フレイル」と呼びます。
フレイルは虚弱を意味するFrailtyを語源としています。

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実は、このフレイルは口にも現れることがあります。日々の食事を美味しく楽しむことは、心と体の健康を保つ基本です。しかし、年を重ねるにつれて口の働きが衰えることで現れる口の不調をそのままにしていると、この楽しみが少しずつ失われていくことをご存知でしょうか?
例えば、食べづらい、かたいものが噛みにくくなったなど、「しっかり噛んで食べる」ことがだんだん難しくなります。これを「オーラル(=口)フレイル」と言い、全身のフレイルを引き起こす原因にもなります。
高齢になっても元気で過ごすためには、オーラルフレイルを防ぐ正しいお手入れが大切です。口の健康を守る正しいケア方法を知り、実践することで、しっかり食べる力を保ちましょう。
このサイトでは、高齢者に知ってほしい口腔ケアについて解説します。

⇒ フレイルについてはこちらをご覧ください

CONTENTS

第1回 オーラルフレイルとは?
第2回 口から始まる健康管理
第3回 食事を楽しむ力を保とう

関連サイト

知っておきたい 
高齢期の食事・水分補給

監修者:戸原 玄

監修者
戸原 玄

国立大学法人東京科学大学歯学部
摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授

摂食嚥下リハビリテーション学分野は、2020年4月、旧東京医科歯科大学で高齢者歯科学分野から独立する形で設立された。高齢者のみならず成人や小児にも対応し、歯科訪問診療、外来診療およびオンライン診療に取り組む。摂食嚥下機能やその訓練方法に関わるものだけではなく、経口摂取が全身にもたらす影響(腸内細菌叢の変化など)、嚥下機能の日内変動、視覚・味覚の感覚間協応、また喉頭癌術後など発声障害患者への対応として口腔内装着型発声補助装置「Voice Retriever」の開発、効果検証など多岐にわたるフィールドで研究と実践を重ねている。