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16/03/29

No.25

<社内公募制度「Try! Kewpie」から生まれた新規ビジネス>

埼玉県深谷市に野菜の魅力を体験できる複合型施設「深谷テラスFarm(仮称)」を開設

2016年4月に深谷市と基本協定を締結し、2019年に開業予定

 キユーピーは、埼玉県深谷市が推進する「花園IC拠点整備プロジェクト」の運営事業者に応募し、2月に優先協議の権利を取得しました。応募内容は、野菜の魅力を体験できる施設「深谷テラスFarm(仮称)」の開設です。今後、2016年4月に深谷市と基本協定を締結し、2019年春の開業に向けた準備を進めていきます。

 キユーピーは、グループのユニークさと魅力を高めるビジネスの発掘を目的に、2012年から新規ビジネス案の社内公募制度「Try! Kewpie」を実施しています。第一回 (2012年実施)は120案、第二回(2015年実施)は116案の社内応募がありました。書類選考、経営層へのプレゼンテーションを経て、毎回1~2案が採用され、その後、事業化に向けた具体的な検討を進めています。今回の「深谷テラスFarm(仮称)」は、第一回に選出されたビジネス案です。

 お客様に野菜の魅力を知ってもらい、もっと野菜を食べてほしいとの思いから立ち上がった「深谷テラスFarm(仮称)」は、“野菜って楽しい!畑のわくわくと発見を食卓に”をコンセプトとした体験型施設です。農業や食育などの体験を通じて、野菜を楽しみ、体も心も健康になるライフスタイルを提案します。敷地内に多品目生産ができる「畑」、地域素材を使用した料理が楽しめる「野菜レストラン」、地域野菜や加工品を販売する「野菜SHOP」を併設し、畑での収穫から調理・食事までを体験できる「野菜教室」を開催します。

             

 施設の候補地として深谷市を希望した理由は、深谷市が首都圏有数の農業地域であり、年間を通してさまざまな野菜の栽培が可能であること、都心から約90分というアクセスの良さ、誘致予定の商業施設を含む周辺エリアの集客力です。

 キユーピーグループは人々の健康に貢献したいとの思いから、これまでも調味料による野菜の食べ方の提案や、カット野菜や惣菜などの商品提案を通じて、野菜摂取を促進する取り組みを進めてきました。今回の「深谷テラスFarm(仮称)」も、お客様に野菜の魅力を知っていただく提案の一環です。今後は、日本の農業への貢献も視野に、野菜にまつわる提案を加速させていきます。

【施設概要】

施設名 深谷テラスFarm(仮称)
住所 埼玉県深谷市黒田および永田地区内
敷地面積 約24,000m²(予定)
コンセプト “野菜って楽しい!畑のわくわくと発見を食卓に”
多品目の野菜を栽培する「畑」を軸に、3つのコンテンツで構成された体験型施設です。
①地域素材を使用した料理が楽しめる「野菜レストラン」
②野菜に親しむライフスタイルを提案する「野菜SHOP」
③野菜を知って作って食べるまでを体験する「野菜教室」
開業までの
流れ
2016年2月
2016年4月
2017年
2019年春
キユーピーが優先協議の権利を取得
深谷市とキユーピーの二者で基本協定を締結予定
深谷市とキユーピーの二者で事業契約を締結予定
開業予定

※深谷テラスFarm(仮称) イメージ図

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