サステナビリティ・食育

23/03/22

No.28

教育現場の課題解決の一助に。学習指導要領に沿ったWEBサイト

教育現場での活用方法を公開食育コンテンツ『食生活アカデミー』に教員向けページ「教育関係者・保護者のみなさまへ」を新設

新年度に向けて3月にサイト公開

 キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:髙宮 満、以下キユーピー)は、キユーピー公式サイト内の食育コンテンツ『食生活アカデミー』(https://www.kewpie.com/academy/)に教員向けページ「教育関係者・保護者のみなさまへ」を新設しました。教育現場では、食に対する興味・関心の希薄化、授業でデジタルツールを活用するなどの新たな課題が生まれています。本ページは、その課題に役立つサイトとして、『食生活アカデミー』を活用してほしいという思いで新設しました。新年度の授業計画への検討を目的に3月に公開しました。

教員向けページ「教育関係者・保護者のみなさまへ」
https://www.kewpie.com/academy/teachers-parents/

楽しく学べる工夫で、授業の副教材や自主学習に最適

 『食生活アカデミー』は、学習指導要領や小学校家庭科、中学校技術・家庭(家庭分野)の教科書に基づきながら、キユーピー独自の知見を交えて、コンテンツを制作しています。子どもたちが食の大切さを理解し、生涯にわたって心身ともに健康な食生活を送るための情報を、「つくる・食べる」「からだと栄養素」「食生活のぎもん」「食べものとSDGs」「自由研究」の5つのテーマに分けて掲載しています。授業での活用はもちろん、長期休暇時の自主学習などにも最適です。

子どもたちの食生活の課題を解決するためには

 コロナの状況下で、小中学生の給食の時間が黙食になったり、調理実習を控えたり、食を通じたコミュニケーションや体験の機会が減ってしまいました。また近年、教員が減少している一方で、デジタルツールを活用した授業の実施など、新たな課題が生まれています。
 昨年キユーピーが開催した教員向け研修で、子どもたちの食生活の課題について尋ねたところ、「毎日お昼を菓子パンで済ませてしまう生徒がいる」「カレーなど給食で出された料理が、何からできているのか分からない生徒が多い」「偏食の生徒が増えている」などの回答がありました。食の多様化、簡便さが進む一方で、食に対する興味・関心の希薄化が課題となっていることがうかがえます。また、企業に求める食育活動については、「WEBコンテンツの充実」「出前授業の実施」「動画の制作」などが上がりました。
 これらのことから、もっと食について考える機会の創出が必要であると考え、『食生活アカデミー』を授業や自主学習で活用する方法についてまとめたページを新設しました。

 キユーピーは長年、さまざまなステークホルダーに向けて食育活動を行ってきました。その知見を生かして、学校の授業や自主学習で活用するための概要をまとめた「教育関係者・保護者のみなさまへ」のページを新設することで、少しでも教育現場の課題解決につながることを期待しています。

             

 『食生活アカデミー』は、小学校高学年から中学生を対象に、未来を創る子どもたちが、食の知識や体験を通して生活を豊かにし、新たな関心や興味につなげ、将来に役立ててほしいという思いで制作した食育のためのコンテンツです。今後も随時情報を追加し内容を充実させていきます。

キユーピー『食生活アカデミー』 https://www.kewpie.com/academy/


印刷時には、PDFデータをご利用ください。

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