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19/06/10

No.40

AIを活用した原料検査装置の取り組みが 「IT Japan Award 2019」の準グランプリを受賞

             

 キユーピーは、日経コンピュータが主催する優れたIT活用事例の表彰制度「IT Japan Award 2019」※1において準グランプリを受賞しました。AIを活用した食品の原料検査装置の取り組みが評価されました。

 ※1 IT Japan Award:情報システムを構築・活用し、顕著な成果を上げている企業を発掘し、成功のノウハウを広く共有することを目的とした表彰制度(日経コンピュータ主催)。弊社掲載号は、日経コンピュータ2018年5月24日号。

             

 キユーピーは、従来目視で行ってきた原料の選別作業を、“働く人にやさしい”工程に進化させることを目的に、自動化・効率化を進めています。2016年にはAI(ディープラーニング)を活用した原料検査装置の開発に着手し、2018年8月からベビーフードの原料の検査装置として本格導入しています。今回はこの取り組みについて、3つの審査基準である「経営革新・業務改革への貢献度」「システム構築・活用における独創性」「採用技術・手法の先進性」の観点から評価を受け、受賞に至りました。

 この検査装置は、2019年1月からは、惣菜のポテトサラダなどに使用する原料の検査工程に導入されるなど、グループ内でも広がりを見せています※2。今後は、さらに改良を進め、「原料の安全・安心を世界へ」の志の実現に向けて、同じような課題を抱えている原料・食品メーカーへの提供も検討していきます。

 キユーピーは、今後も、原料に対するこだわりを大切にしながら、最新技術との掛け合わせにより、より安全・安心なものづくりを進めていきます。


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