子どもたちの未来をあきらめない! ランドセルリレーを応援

2023.06.23

社会 その他

こんにちは。 ケイ・システム株式会社 仙川グループ総務オフィスの眞鍋善樹です。

ケイ・システムは、人事・労務・保険・総務・経理・財務の分野をトータルサポートするキユーピーグループの会社です。

仙川キユーポート(東京都調布市)では、毎年春に「学生服リユースShopさくらや」さんの活動に協力するため、ランドセルを回収しています。

私は今年から、その取り組みの担当となりました。さくらやさんからいただいた資料を読むと「子どもの貧困とは」というページがあり、そこには「学校に進学したいけれど、経済的理由であきらめている」という一文が載っていました。
それを読むと、鼻の奥がツンとしました。確かに昔は、ランドセルは1~2万円程度で買えましたが、今は5~6万円もする時代。これはもう自分にできる限りのことをやろうと思った瞬間でした。

社内でのポスターとサイネージでのPRに加え、今年は仙川キユーポート・渋谷オフィスで働く従業員全員にメールでお知らせしました。「回収します」だけではなく「なぜこの活動が必要か?」の想いが伝わるように、さくらやさんの取り組みについても紹介しました。

設置した回収ボックス

メールを送った二日後、早速赤いランドセル1個と新品の学生用ワイシャツが回収ボックスに入っていました。
その後も日々、ランドセルだけでなく、保育園の体操着や高校の制服、学校専用の鞄などが届き、毎日中身を回収しても、すぐに箱がいっぱいになってしまいました。

私は集められたランドセルを見ながら、想像しました。

今年はなんと、ランドセルが12個も集まりました!

6年間の思い出がつまったランドセルを子どもたちはどのような気持ちで手放し、次の人に譲るのか。
満員電車の通勤時に、ランドセルや制服を大きな袋につめて、さぞ周りにいぶかしく思われながら、会社まで運ぶ親(従業員)の気持ちはどんなだろうか。
経済的理由で進学をあきらめて欲しくないという一人ひとりの強い想いが、行動に結びついたのだろうと思いました。 

左から、ふふ富士見 宍戸様、さくらや 平野様、ケイ・システム 眞鍋(私)、キユーピー 望月さん

左から、キユーピー櫻井さん、さくらや 平野様

この活動が仙川キユーポートで受け継がれて、これからも続いて欲しいと思います。もっと言えば、全国のグループ事業所に広がって欲しい。「キユーピーグループは微力ながら(経済的理由で進学できない)子どもたちを支援します」そう宣言できれば、こんなに嬉しいことはないです。
ちょっとした優しさが子どもたちのチャンスと笑顔につながります。できることから、私も動いていきたいと思います。

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