未利用資源(卵殻および卵殻膜)の有効活用で
「農林水産省食料産業局長賞」受賞!

2020.02.18

資源の有効活用

キユーピー株式会社 技術ソリューション研究所の松岡亮輔です。

このたび、キユーピー株式会社とキユーピータマゴ株式会社が取り組んでいる卵殻および卵殻膜を活用した未利用資源の有効活用が、第7回「食品産業もったいない大賞」において、農林水産省食料産業局長賞受賞しました!

【農林水産省食料産業局長賞 受賞テーマ】
未利用資源としての卵殻および卵殻膜の価値探求と食と健康への貢献

キユーピーグループで年間に使用する卵は、なんと25万トン(卵の数に換算すれば42億個)!!! これは、日本で生産される卵の約10%になります。キユーピーグループでは、「資源の有効活用と持続可能な調達」をテーマに、キユーピーグループで利用する卵を余すことなく有効活用し、食品廃棄を削減する取り組みを進めています。

2月6日に行われた表彰式の様子(左:キユーピー取締役 濱千代さん、右:キユーピータマゴ社長 齋藤さん)

今回の受賞は、卵殻を活用した肥料(米の品位向上)や骨密度を増加させるエビデンス(根拠)のある卵殻カルシウムを使用したカルシウム強化食品、独自の技術により卵殻から分離させた卵殻膜を活用した化粧品材料などを開発、販売。そのままでは産業廃棄物となる卵殻・卵殻膜の100%有効活用と高付加価値化を実現したことが評価されました。付加価値の高い活用方法を研究し続けることで、環境保全や健康への寄与に貢献していきます。

受賞について、詳しくはリリースをご覧ください。
なお、この取り組みは3R推進功労者等表彰で農林水産大臣賞も受賞しております。

これからも、日頃の業務で未利用資源のもったいないを意識し、その新しい利用価値を見い出すことで、社会的な課題の解決に活用できるよう取り組んで参ります。
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