ドレッシングボトルに初めて再生プラスチックを採用

2021.06.25

資源の有効活用

こんにちは。 キユーピー株式会社 家庭用本部調味料部の市来大佑です。

キユーピーテイスティドレッシング

プラスチックは軽くて壊れにくいという利点がありますが、海洋プラスチックごみをはじめ、地球環境への影響が指摘されています。キユーピーグループはこれまでも、容器包装の軽量化・薄肉化でプラスチック量を削減するなど、環境に配慮した取り組みを行ってきました。今回、環境負荷をより小さくするため、再生プラスチック※を含む容器を「キユーピー テイスティドレッシング」に使用しました。

※再生プラスチックとは:使用済みPETボトルを粉砕、洗浄した後、高温下で一定時間処理し、汚染物質を除去することで高品質にする方法「メカニカルリサイクル(物理的再生法)」で再生したプラスチック

再生プラスチックのボトルへの使用はキユーピーでは初めてのことで、実現に至るまでに約2年かかっています。開発当時は食品業界において油脂食品のボトルに再生プラスチックを使用している例がなく、安全性や機能性の検証の為に研究開発本部や品質保証本部、生産本部のメンバーが、ボトルメーカーさんのお力もお借りしながら尽力しました。

キユーピーグループは、プラスチックが生態系や環境に大きな影響を及ぼす重要な課題と認識し、今後は商品包装や工場で使用するプラスチックの更なる削減に加え、紙や再生プラスチックなどへの代替を推進していきます。限られた資源を大切に使い、環境負荷の低減に努めていきたいと思います。

6月下旬より順次出荷していますので、売り場でぜひ手に取ってみてください。

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