「慶応義塾大学 障害者雇用講座」に登壇しました

2023.06.09

社会 その他

こんにちは。 株式会社キユーピーあい 経営管理グループの髙田香代子です。

キユーピーあいは、2003年12月にキユーピー株式会社の特例子会社※ として認定され、色々な能力を持った障がい者と健常者が共に働く喜びと自己成長を実感できる会社としてスタートしました。

※特例子会社とは・・・障がいのある方の雇用の促進、そして安定を図るために設立された会社のこと

5月31日に、キユーピー人事本部 人事部長の堀さんとキユーピーあい 社長の阿部さんが、「慶応義塾大学 障害者雇用講座」に登壇したのでご紹介します。

慶応義塾大学では、ダイバーシティーや障害者雇用促進法の改定等で、雇用の「量」拡大とともに雇用の「質」が重視されるようになってきたことから、より現実味のある授業を行っています。その一環として「障がい者雇用講座 2023年度 春学期『障がい者雇用の現状と将来』」では、全14回の日程で特例子会社など11社が講義を実施。日吉キャンパス全学部共通講座で、300名の1、2年生が参加しています。

当日は、「楽業偕悦※の実践~多用な人材が活躍する仕組みづくり~」というテーマで講演しました。

※「楽業偕悦」はキユーピーグループの社是

堀さんからは、キユーピーグループのダイバーシティー&インクルージョンを牽引しているキユーピーあいの役割について説明し、阿部さんからはキユーピーあいの理念や会社概要、雇用と経営の課題などを紹介しました。

左:キユーピー 堀さん / 右:キユーピーあい 阿部さん

学生からは「キユーピーの障がい者雇用はグループ適用をしないのはなぜか」「農業事業撤退の理由は?」「今後考えている新しい事業は何か?」などの質問をもらいました。時間内にお答えすることができなかった内容には、後日回答することにしています。

阿部さんからのコメント

2021年社長就任時に「慶応大学障害者雇用講座」を初めて聴講しました。登壇企業の事例、学生の熱心な眼差しを肌で感じ、とても貴重な学びの場と感じました。今回は「楽業偕悦の実践」と題し、多様な人材が活躍する仕組みづくりについて講演しました。キユーピーあいの魅力、失敗からの学び、新たに見えてきた課題(リアル)が少しでも伝えられたのではないかと感じます。この講座を通して、一人でも多くの方が理解・共感し、行動が変わること。そして、障がい者雇用の枠にとらわれない社会の実現に期待が膨らみました。

当日は大学の最寄り駅の電車が朝から止まっていたにも関わらず、多くの学生が会場で参加してくれました。必修の授業ではないそうですが、特例子会社・障がい者雇用などを理解しようとする学生の姿勢に、明るい未来を感じました。

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